「人が集う家」をリフォームされたKさんにお話を伺いました。
Ｑ：どことどう迷われてkaiぷらんにんぐにしたんですか？
Kさん：うちは迷ってないんです。
いつも通らない春日商店街をたまたま通ったら、ガラス越しに可愛い器や木のものが置いてあるお店(以前木色香という雑貨店がありました）があって覗いてたら良子さんが良かったらどうぞ、っていってくれはったんです。そこで初めてkaiさんに出会いました。kaiぷらんにんぐの建物もリフォームしてて漆喰やら木だったりとかに実際触れられて、めっちゃ好き！って。こんな家づくりやってますって見してもらったときにやりたい！ってなって、予定もなかったのに…（笑）
片岡：ええ！予定も無いのにリフォーム決めたんですか！？
Kさん：いやまぁ、いずれ子供が大きくなったら中古買ってリフォームかな…ってのはあったけど予定は全くなくて。でもやりたい！ってなったから帰って旦那にここでやりたい！って（笑）
片岡：結構衝動的ですね。
Kさん：で、それが８月くらいでもう１２月には住んでたから…、９月から打合せして、１１月くらいには着工して１２月、引き渡しは１月かな？もう、半年後くらいには住んでたから。なんかひらめいて。
旦那も初めは「高いんちゃう？そんなんほんまに良いんか分からんで…」とか言ってたけど、結局kaiさんと喋ったら「ええなぁ…」って。やから他と悩んでない。次の週には旦那と、うちの父親も来て話聞きに…悩んでないです！
Ｑ：最終、kaiぷらんにんぐにしようと決めた一手は？
Kさん：うーん、ほかと悩んでないからなぁ…比べるものは無いけどやるんやったらここでしたい…ってすごく思った。
瞬間、波長が合った？悪い気が全然しなかった。不安が無かった。やりたい、って気持ちが強くて…。金銭的なことはおいおいもちろん全部は出来ないだろうけど、施工写真を見せてもらったのもあるし、木色香の空気というかそれがすごく好きやなって。うちの実家も７０年くらい経ってる古い家で、もともと古い家が好きで、新築ピカピカで白いつるんとした家よりはちょっとこう…
片岡：味わい深い、ような？
Kさん：そうそう！の方が落ち着くから良いなって。
Ｑ ：家を建てるにあたってどういうところが良かったですか？
Kさん：え～もうほんと良いことしかない。例えばウッドフェンスしませんかっていうときも、最初は私らはウッドデッキだけでいいかなっておもってて。外構って結構値段上がったりするんでなんかそこってはぶけたりするんかなって思ってたりしたんやけど、今思うともしあそこが市販の柵やと後でなんかいややったかな。
そのときは削れるとこあったらちょっとでもって金額のことあったけど、なんかそのへんはkaiさんが譲ってくれへんくて(笑)
「そこはちゃんとしないとだめですよ、こんだけちゃんとしてるのに。」って。でも結局そこはkaiさんがお金のために言ってたら私らのとらえ方もまた違ったやろし…。
あと、フェンスの高さも前にある道路が一段下がってるので、歩いてる人と目線が合わないように大工さんと中に立って座って、通って何回も繰り返して。向こうからほぼ見えない高さにしてくれて、ひと気はあるけど外から見えない高さっていうのを何度も試してやってくれたりとか、そのへんはすごいなって思って。
自分ではそんなん思わへんから。外が見えなさ過ぎても防犯的に危ないから隙間の空き具合、人はいるけど見えないっていうのとかもすごいなぁって。よくウッドフェンス風やってはるおうちあるけど、やっぱり違うなぁ。てのは思います。
あとね、私たちは無垢の木ってのが何がいいかって正直そこまでわかってないけど感覚的に本物は良いってのだけは分かってて…。
この床、栗木なんですけどこれも選ばせてもらったんです。これね、中に５センチくらいの杉板をはってくれてるんですよ、ふつうやったらそれが床になるくらいのを。それの上に板を貼ってくれてるからめっちゃあったかい！冬、子供が裸足で過ごしてます。
廊下はリフォームできなかったからそっちはめっちゃ寒い、温度が全然違う。新築ピカピカの家でもフローリングで横になるってあんまないと思うんですけど、ここはみんな畳みたいにごろんってしてます。
それに漆喰、できるなら全部屋漆喰にしたいって願望はありますね。やっぱ漆喰いいですよね。洗濯物もにおいが違う、二階は昔のままの壁でそこで干したら生臭いけど、下で干したら臭いしないし、ただのインスタントコーヒーの香りもめちゃめちゃ良く感じるんですよ！なにこれ！ってくらいふわ～って。
Ｑ：建てた後の住み心地はどうですか？
Kさん：住み心地はめっちゃいいですよ。
片岡：相談を重ねられたからですか？
Kさん：そうそう、自分がこうしたいっていうのがないとやってくれへんから(笑)おまかせ、がないから。私は感覚派で好きな雑誌とかの切り抜きとか置いてて、図書館で借りたものとかコピーしてkaiさんにこんなんが好きです、ってのを見せて。
言葉ってちょっと難しい、古いのが好きって言っても難しいから。そしたら「この取っ手好きじゃないですか？」「この感じ好きそうですよね」とか提案してくれはって、きれいな言葉では全然伝えられてないけど、お互いのイメージの共有は合ってたのかな、ってのは思いますね。
片岡：感覚のすり合わせをされたんですね。色の好みなんかも難しいですからね。
Kさん：色もやし、本物と本物じゃないものの違い…それこそkaiさん話始めたら２時間くらい語ってくれはる。いつ止まるかなこれ(笑)先週も聞いたけどなぁ、でも聞いとこか。みたいな(笑)
片岡：こだわり！ってとこは何回も言いますね。
Kさん：打合せってなると５、６時間経ってておなかめっちゃ減ってる…みたいな。何回も一緒にご飯食べてるし、なんか親戚のおじさんみたいな。
片岡：大工さんも社長もKさんのおにぎりがすっごい美味しくて！っていっつも言ってました。
Kさん：ほか弁のときもありましたけどね、それくらいほんまに一緒にご飯食べたりお茶したり、長い時間一緒にいましたね。
片岡：ｋさん悪いところ全然言ってくれない…
Kさん：えー、悪いとこないなぁ！
片岡：言ってください～(笑)
Kさん：あー時間にこーへんトコくらいかな？(笑)家のことでは無いかな！「すみません！前のとこ押してて、あと１時間くらいかかります」ってのはあるけど、それはもう納得いくまでしてやってはるから…それはもういいとこかな？悪いとこない。困ったときはすぐ来てくれるし、夜中でも。
Ｑ：コストパフォーマンスはどうですか？
Kさん：リフォームで洗面二つのやつもやりたかったしキッチンもこんなのがいいっていっぱい写真見せたんです。そしたらkaiさんに「優先順位を付けて譲れへんとこを上げてください」って言われたかな。
うちは部分的なリフォームで大きな水回り工事はキッチンくらいだったからか、家の中は金額そんなにやったけどやっぱ外構は良いもの使ってるから当たり前やけど、けっこうかかるなって。中と同じだけかかってる。
良いもの使ってるのもそうやけど、重機とかも入ってるから。お金は外の方がかかるってのは分かってなかったしそれもあって結構かかるな～とはおもったかな。
家の中は、他社と比較してないから分かんないけどリフォームやから、ここはやめときます。って言えたのはよかった。できればどの部屋もやりたかったけど、予算ぐらいでおさめるために。
kaiさんが言ってたのは「リフォームした後に机も買わなあかんし、食器棚もいるし。電気なんかも良い家にリフォームしても、ちゃっちなもの置いたら良く見えないから。家をしたらそれで終わり、ってのが多いけど置くものでも違うよ」って言われて。そこまで考えてくれてるとは思わなかった。
やから、予算ぐらいでできたのは良かったです。
片岡：Ｋさんありがとうございました！
